『アレックス・ライダー』はアンソニー・ホロヴィッツが書いた小説が原作です。
この小説は世界35カ国で翻訳され、2,000万部以上売り上げたベストセラーです。
そして2006年に「アレックスシリーズ」として映画化されましたが、今回紹介するのは、ドラマ化されたもの。
高校生のアレックス・ライダーが、殺された叔父の後を継ぎ、「MI6(イギリス秘密情報部)」の実行部隊として敵と戦いスパイとして成長していく様を描いたものです。
今回はこのドラマの結末を含むあらすじ、そして実際に見た人の感想を紹介します。
尚、ここから先はネタバレになってしまうので、「ネタバレは嫌だ!見るまで何も言わないで!」という方は、こちらのリンクから直接『アレックス・ライダー』をご覧くださいね。
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「アレックス・ライダー」のネタバレ(あらすじ)
『アレックス・ライダー』のドラマは全部で8話から成り立っています。
それでは順番にお話していきますね。
第一話
幼い時に両親を亡くした主人公のアレックスは叔父で銀行員のイアンと一緒に住んでいます。実はイアンは秘密情報部「MI6」のメンバーでした。
ある日、ハウスキーパーが作った夕食を叔父とともにテレビを見ながら食べていると、メディア界の大物マイケル・ロスコー死亡のニュースが流れます。
イアンは、マイケルの素行不良の息子がポイント・ブランク厚生施設に入れられていることを知り、事件について調査するため、同じく実業家のセレンコフに話を聞くため待ち合わせ場所の倉庫に向かいます。
しかし仲間の裏切りにあい、イアンは銃で撃たれて死んでしまいます。
アレックスはイアンが交通事故で亡くなったことを伝えられますが、どこの病院にも搬送された形跡がないため怪しみます。
そこで、アレックスは親友のトムとともに、携帯追跡サービスで調べて、イアンが工業団地に向かったことを知ります。
そこでアレックスは工業団地へと向かいます。
ある建物に侵入したアレックス。実はそこは秘密情報部「MI6」の実行部隊の職場だったのです。そしてそこでMI6の局長のアラン・ブラントからイアンがMI6のメンバーだったことを知らされます。
アランはイアンにスパイの仕事をしないかと誘います。しかしアランはそれを断り家に帰ります。
帰宅するとジャックが不法移民扱いされ、アラン自身も児童養護施設に入れられることになってしまいます。実はこれはアランのさしがねだったのです。
結局、アレックスはしぶしぶMI6に参加することになります。
第二話
ブラントは、ロスコーとヨット事故で亡くなったセレンコフの死は厚生施設の「ポイントブランク」に関係しているのではないかと疑念を持ちます。
ある日アレックスは学校帰りに武装グループに襲われ、誘拐されてしまいます。しかしクリップを使ってなんとか手錠を外して逃げます。
しかし実はそれは「MI6」のテストだったのです。
アレックスの身のこなしと判断力を見たブラントは、アレックスが知らずのうちにイアンから訓練を受けいたことが分かります。
そこでブラントは食品業界の億万長者のデヴィッド・フレンド卿にたのみ、アレックスを彼の子供としてポイント・ブランクに送ることを決めます。
第三話
フレンド卿の偽の息子として、髪型を変え週末にフレンド卿の家で週末を過ごすアレックス。
片思い中のアイーシャの誘いも断ります。親友トムにもよそよそしくなってしまいます。
不信感を持ったトムはジャックにアレックスの居場所を問い詰めます。フレンド卿の家にいることを知ったトムは彼の元を訪ね、アレックスに会います。
アレックスはトムに、叔父イアンがMI6のメンバーだったことと、死の真相を突き止めるためにMI6に強力をしていることを明かします。
トムは帰宅するとアレックスのドキュメンタリー動画を密かに製作することにします。
アレックスはポイント・ブランクの学生部長であるエヴァ・シュテレンボッシュの面接を受け、入学の許可を受けます。(エヴァはアレックスが「問題児」の演技をしていることを見抜くことはできません。)
第四話
ヘリコプターで辺境地にある厚生施設のポイント・ブランク全寮制学校に着いたアレックス。
アレックスと同年代の生徒は5人。カイラ、ジェームズ、ラウラ、サーシャ、そして、アラシュ。5人とも世界の金持ちの実業家の子息達です。
サーシャとアラシュは優等生。カイラは他人に興味を示しません。アレックスは、校内を案内してくれたラウラとジェームズと意気投合します。
ジェームズと皿洗い中に大騒ぎをしたアレックスは、校長のグライフ博士の所に連れて行かれます。グライフ博士はスターリンや毛沢東が正しかったと彼らに話します。
不遜な態度を取ったアレックスはシュテレンボッシュに殴られてしまいます。
そして夜。歯みがきの最中にアレックスは気分が悪くなり、倒れてしまいます。。担架運び込まれアレックスはそれに乗せられます。
第五話
翌朝目をさますアレックス。どうやら夢だったようです。
その話をすると、ジェームズとカイラも同じ夢を見たことがあると言います。そして医務室から戻ってきたラウラが別人のように様子がおかしくなっています。
ここに居ては危険だと悟ったアレックス達は逃げることにします。
アレックスは校長室の部屋の暗証番号をハッキングし、その番号をカイラが書き換えます。
しかしジェームズがシュテレンボッシュに見つかり「立入禁止」の部屋に連れて行かれてしまいます。
アレックスとカイラはジェームズを助けようとしますが、その途中でグライフ博士が体育教師で医師のバクスターを殺すところを目撃してしまいます。
第六話
翌朝、ジェームズまでもが別人のようになってしまいます。
シュテレンボッシュに呼び出されたカイラは逃げることにします。
一方アレックスは実験室を発見します。そしてそこには、ジェームズ、ラウラ、サーシャたちが監禁されているのを発見します。
実はグライフ博士は、生徒のクローンを育ててそれを社会に送り込み世界を牛耳ることを目論む「ジェミニ計画」を進めていたのでした。
ところがアレックスはグライフ博士とエヴァに捕まり自白剤を打たれます。そこにカイラがやって来てアレックスを助けます。
アレックスはアイロン台をスケボーに作り変え、助けを求めるためにその場を脱出します。追ってを交わしながら逃げるアレックス。しかし山道で転倒し除雪車にはねられてしまいます。
第七話
アレックスはその後救命されて治療センターに運ばれます。幸いなことに彼は頭を打っただけで命に別状はありませんでした。
その後彼は、残されている友達を救うために、特殊部隊のチームを率いてポイントブランクに突入します。そして無事にジェームズ、ライラのオリジナルを解放しました。
しかしアレックスはカイラのクローンに騙され地下の研究室に閉じ込められてしまいます。そこでシュテレンボッシュと戦い爆発に巻き込まれますが、幸運にもうまく逃れることができました。シュテレンボッシュはそこで死んでしまいます。
アレックスは助けに来た工作員とともにポイントブランクを脱出します。(しかしアレックスのクローンがポイントブランクに残されたまま…。)
第八話
ポイント・ブランクを出たクローンのアレックスは、通りがかりの男性を殺してロンドンに向かいます。
カイラは自分の両親がMI6の施設で殺されたことを知って悲しみます。そしてカイラはアレックスに別れを告げます。
一方偽物のアレックスは学校のダンスパーティーの会場でトムを捕まえ、本物のアレックスをおびき出します。
グライフ博士が死んだことを知ったクローンのアレックスは逆上し、本物のアレックスと学校で大乱闘になります。そこにMI6のジョーンズたちが現れます。
しかしどちらが本物のアレックスか分からず混乱します。トムがクローンの方を殴ったことで、どちらが本物かが分かります。
クローンのアレックスは捕まりますが、銃を奪って本物のアレックスを撃とうとします。
「アレックス・ライダー」の結末をネタバレ!
これまでにも危機一髪のところで逃れてきた本物のアレックス。
クローンのアレックスが本物のアレックスを打とうとした瞬間、何者かがクローンの方のアレックスを銃で撃ちます。そのことで偽物のアレックスは死にます。
銃を打ったのは叔父のイアンを殺したヤッセンでした。
日常の生活が戻り、アレックスはトムやジャックとピザを食べに出かけます。
しかしMI6のブラントと部下のジョーンズは、やっ線がある組織のメンバーの残党だということをアレックスに言えずにいました。
「アレックス・ライダー」のみんなの感想・評価は?
それでは実際にこれを見た人はどんな感想を持ったのでしょう?
調べてみたところ、『アレックス・ライダー』を実際に見た人の感想は、「良かった」という人と「いまいちだった」という人と2つに分かれます。
ただ、どちらかというと「あまり高くない評価」をしている傾向があるようです。
なお、評価は5段階評価で表しています。
※なお、著作権の関係があるので、原文の意味、ニュアンスを変えずに書き改めています。
原文は出展URLからご確認頂けます。
低評価:いまいちだった
それでは、先に評価が低かった感想から見ていきましょう。
●評価:★★☆☆☆(2.0)
アレックス・ペティファーを前面に出して映像美を飾りたかったのだろうか。
スパイとしての活躍ぶりがあまり感じられなくて残念だった。
色々なことがうまく行き過ぎて物足りなさを感じてしまった。
出展:https://eiga.com/movie/34273/review/01524390/
●評価:★★★☆☆(3.0)
アクションは良かったが、やはり14歳の証言が諜報員として活躍するという話を真剣にストーリーを気にしながら見ると、けっこうつもらないかもしれない。
つっこみどころが多々あって、それを許せるかどうかでこの作品が楽しめるかどうか決まるような感じ。
個人的にはユアン・マクレガー演じるイアン・ライダーの話の方を観てみたかった。
出展:https://eiga.com/movie/34273/review/02096312/
●評価:★★★☆☆(3.0)
可もなく不可もなくのスパイもの。アクションもまあまあ良かったと思う。
突然日本語が出てきたり、スパイグッズがDSだったり、ちょっと不思議な場面もあったけれど、主役のアレックスはきれいだったし、ヒロインの女の子も出番が少なかったものの、可愛くて目の保養にはなった。
しかし、「ティーン版007」というのはちょっと言いすぎだと思う。
出展:https://eiga.com/movie/34273/review/01238889/
高評価:面白かった
それではこの映画が「良かった!・面白かった!}という人の感想を見てみましょう。
●評価:★★★★★(5.0)
ゆるゆるの子供向けの映画なのに、冒頭のロープを巧みに使ったアクションがやけに切れ味が鋭いな、と思ったら、アクション監督はドニー・イェン。納得。
顔面がジーン・シモンズ化したミッキー・ロークと、MI6お偉いさん役のビル・ナイの演技が見どころ。(ビル・ナイが最近出演している映画に外れは、今後の映画のチョイスの一基準)
共演陣がけっこう豪華な『スパイキッズ』が入った子供版”007“な感じ。シリーズ化しようとしているみたいでだが、おそらく無理では?
出展:https://eiga.com/movie/34273/review/01524390/
●評価:★★★★☆(4.0)
『007』風なスパイ映画だ。一見B級だが面白い。『トリプルX』よりも2000倍面白い(笑)。
アクションは期待していたのよりも良く出来ていてテンポも良かった。見ていて飽きさせない流れを上手に作れていたと思った。
ガジェットは子供使用で面白い。(ニンテンドーDSやニキビ薬など)ガジェット受け取る場所がおもちゃ屋というのも良かった。
『トリプルX』のように、いいとこだけけ「007」のパクリみたいになっていなかったので、とても良かったと思う。
主人公役のアレックス・ペティファーはなかなかのイケメン。そして周りを固める役者がかなり豪華。特にミッキー・ロークがこういう映画に出演して悪役をやるなんてびっくりしたし、ビル・ナイやユアン・マクレガーも出演していてとにかく豪華!!
2013年でアレックス・ペティファー23歳位。続編をやってほしいって思う位おもしろかった。おすすめ。
出展:https://eiga.com/movie/34273/review/0397985/
低い評価をしている人達は、子供っぽさや物足りなさを感じているようですね。
確かに『007』のような本格的なスパイ映画と比べれば、そういう風に感じてしまうのは致し方ないかもしれません。
しかし「子供向け」と割り切ってしまえば、「大人も楽しめるドラマ映画」になるのではないかと思います。
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本ページの情報は2020年9月時点のものです。
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