ガリ勉の女子高生の2人が、高校生活最後の日にパーティーに乗り込み、これまでの高校生活を取り戻すべくパーティーを大エンジョイ!
コメディーものが好きで、アメリカの生活に興味がある人にとってはたまらない、この青春痛快コメディの『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』。
今回はこの映画のあらすじと、見た人達の評価と感想について紹介したいと思います。
尚、ここから先はネタバレ情報を含みますので、「ネタバレは嫌だ!見るまで何も言わないで!」という方は、こちらのリンクから直接『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』をご覧くださいね。
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「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」のあらすじ
主人公はモリーとエイミーの2人です。2人は親友同士です。
そして明日はいよいよ卒業式です。
2人はこれまでに勉強に打ち込み、その甲斐あって、モリーはイエール大学に、エイミーはコロンビア大学に進学することになりました。
モリーは恋愛やくだらないことにうつつを抜かす他のクラスメートを横目に、これまで必死に勉強に集中してきました。
ところが他のクラスメートも名門大学への進学が決まっていることを知り驚きます。
例えば、男性関係の絶えないある女子生徒は彼女と同じイエール大学に。
アジア系のタナーはスタンフォード大学へ。
そして2年も留年したテオは大企業のGoogleからスカウトを受けていました。
納得がいかないモリー。
そんな時、彼女は人気者のニックが叔母さんの家でパーティーを開くという話を聞きます。
「一晩で高校生活を取り戻す!」と意気込み、2人は直接招待もされていないのに、そのパーティーに出かけることにします。
しかし肝心のニックの叔母さんの家がどこか分かりません。
パーティー会場にたどり着くにもまず一苦労。
例えば、あるクラスメートの「船上パーティー」に連れて行かれ、奇妙な光景を目にしたり、また別のクラスメートの「殺人ミステリー・パーティー」に間違って入っていったり…。
パーティー会場に行くまでが、まずひと冒険。嘘みたいな笑えるシーンと失敗の数々。
大変な思いをしてやっとパーティー会場についた頃、パーティーは大盛り上がり。
エイミーはお目当てのライアンとお喋り。その後服を脱いでプールへ。
一方モリーはニックといい感じに盛り上がります。
ところが、エイミーとモリーはあることがきっかけで喧嘩になってしまいます。大騒ぎする2人と仲間たち。
そんな騒ぎに近所の人が警察に通報をし、パーティー会場に警官が乗り込んできます。
飲酒をしていたため、エイミーは手錠され警察に連れて行かれてしまうのです。
面会に行ったモリーはエイミーと仲直りしますが、このままではエイミーは卒業式に出られません。
そこである作戦を思いつくのです。
「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」の感想と評価
それでは、この映画の感想を見ていくことにしましょう。
評価は5段階評価で表しています。
※なお、著作権の関係があるので、原文の意味、ニュアンスを変えずに書き改めています。
原文は出展URLからご確認頂けます。
低めの評価
それではまずは低めの評価の感想から。
●評価:★★☆☆☆(2.0)
アメリカのハイスクールの文化に馴染みがないので、なんでこんなパーティーしてるの?なんでこんなにお金持ちいるの?
マリファナ?ドラッグ? そのギャグの意味は?
…と、あまり着いていけませんでした。
主人公の女の子2人もそこまで陰キャにも見えないし、仲の良い友達もいるし、コミュニケーションもできてるし、成績も優秀で。何が不満?…と思ってしまいました。
●評価:★★☆☆☆(2.0)
私はシモネタはかなりOKな方なんですが。。。この作品はあまりハマりませんでした。
この作品の少年版のような「グッド・ボーイズ」は下ネタてんこ盛りだったけど、すごく楽しめたのですが…。
パーティーに到着するまでが長すぎたり、よく分からない脇役のキャラクターに馴染めなかったり。主演の2人はいいんですけどね。
●評価:★★☆☆☆(2.0)
冒頭の エイミーとモリーのハイテンションなダンスバトルで、ひょっとしたらこの映画は自分に合わないんじゃないかと思ったのですが、やはり…。
物語が進んでも笑えないし、のれないし、下ネタもそれなりに面白いけど、表情筋が動くに至りませんでした。
最後のスピーチのシーンはそれなりにジーンときたけれど、それまでが長かったです。
高めの評価
それでは高めの評価を見てみましょう。
●評価:★★★★☆(4.0)
○アメリカ文化をベースにしてるギャグはわからなかったですが、終始笑える展開で最高!
モリーがエイミーに、実はニックが好きかもしれないけど、違うと蓋をして自己否定的な言動をした時に、エイミーがモリーの発言を「私の大事な親友に何て事を言うの!」と注意したシーンが印象深かったです。
○冒頭、モリーがどういう人かを物凄くわかりやすく描いていたり、全体的に一目見て、関係性やキャラクターがわかる演出だったので凄く良かったです。
○皆いい人で何だか楽しい気持ちになりました。
○レズビアンのエイミーがそれで悩んでいるわけでもないし、ゲイっぽい青年もいたり、それが普通っていう感じが良かったです。
○コメディらしく、金持ちの青年や無茶苦茶なジジみたいなキャラクターが沢山出てきてとても楽しめました。
○短時間で登場人物の大半が印象深くて凄いなぁと思いました。
●評価:★★★★☆(4.0)
最新のLAの高校事情が垣間見えます。発端となるトイレの盗み聞きの場面は、何と男女共用トイレだったり、教師もピアスやアルバイトを当たり前にしていたりと、興味深いものあがります。
80年代にジョン・ヒューズが提示したスクールカーストへの現状とマイノリティな人々の学校での現実も分かる。
卒業式前日の朝からその夜のパーティに参加して、卒業式までの短い時間の出来事を描きつつ、多くの人物に光を当て、分かりやすい悪役を提示しない筋立てには関心しました
様々なドラマがあり、卒業式に向かう終盤には、もう少し彼らの学校生活を見ていたいと感じ、個性的で愛嬌のある若者達を愛おしくも感じました。
音楽や曲の使い方も絶妙。歌詞の部分に日本語字幕が入っていればもっと共感し易くなったのではないでしょうか。
演出のオリビア・ワイルドは、長編初監督にしてこの手腕は驚異的でした。
ボルボ240やポンティアック・ファイヤーバードをクローズアップしているのが嬉しかったです。(両方ともにデザインや存在感が好きな車種です。)
下ネタ多めで、行儀の良い映画ではないので、そこが引っかかる人や、カリフォルニアに住んでないと理解し難い小ネタなどもありますが、パワフルでキュートな青春コメディの快作。
今後の日本のドラマや映画にも影響を与える一つになると思います。
●評価:★★★★☆(5.0)
卒業式までのほんの数日の話なんだけど、長い時間に思えるほど主人公の2人は沢山の新しい
経験をして、ケンカもして、終いには留置所にまで行っちゃって·····。
爆笑若気の至りエピソード満載です。何だかんだといいながら、クラスメイトは実はみんな良いやつばかりで、嫌なこともされなくて、最後には全てハッピーエンド。
神出鬼没なジジと最後の空港でのエイミーが可愛いかったです。
最初からこの映画のノリに着いていけないという評価を下した人も中にはいます。
確かにアメリカの文化や若者について馴染みがないと、「どうして面白いの?」と感じるかもしれません。また、下ネタに関しては意見が分かれるようです。
しかし全般的には「楽しめた」という層が多く、若い世代からだけではなく年輩世代からも高評価を得ています。
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本ページの情報は2020年12月時点のものです。
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