「誰がハマーショルドを殺したか」をネタバレ♪あらすじとみんなの感想は?

「誰がハマーショルドを殺したか」をネタバレ♪あらすじとみんなの感想は? 洋画

今から60年前に起きた国連事務総長のハマーショルドの事故死をテーマにしたのが、このドキュメンタリー映画『誰がハマーショルドを殺したか』。

暗殺説もあるこの事故。その真相やそこに見え隠れする秘密組織に迫る内容です。

ドキドキ、ハラハラさせられるストーリー展開ですが、都市伝説的に思えるところもあり、どこまでが真実なのかとても気になります。

今回は、気になるそんなあなたにネタバレさせるべく、この映画のあらすじや見た人の感想をご紹介します!

 

ここから先はネタバレ情報を含みますので、「ネタバレは嫌だ!見るまで何も言わないで!」という方は、こちらのリンクから直接『誰がハマーショルドを殺したか』をご覧くださいね。

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「誰がハマーショルドを殺したか」をネタバレ♪

墜落事故で亡くなったスウェーデン出身の国連事務総長、ダグ・ハマーショルド。

しかし実はそれは「事故」ではなく「暗殺」だったのです。

その真相を確かめるべく調査を始める主人公のブリュガー。

調査の末、やはりハマーショルドは当時のアフリカのある組織によって事故に見せかけて殺されてしまったことが分かります。

平和のために活動していたハマーショルド。なぜ殺されなければいけなかったのか。

実はハマーショルドはアフリカ諸国を支援し独立を応援していたのですが、逆にそのことがアフリカの資源開発をしている欧米企業を怒らせてしまったのが原因でした。

 

映画の最後は、主人公ブリュがーとともに事件を調査しているヨーラン・ビョークダールが、コンゴ川で静かに書類を読んでいるところで終わります。

 

「誰がハマーショルドを殺したか」のあらすじ

この映画のあらすじを「起承転結」の分けてお話していきたいと思います。

 

あらすじ:「起」

1961年にアフリカで墜落事故で亡くなった国連事務総長のダグ・ハマーショルド。

それから55年後の2016年。

映画監督でジャーナリストのマッツ·ブリュガーが、ハマーショルドの「死」の謎を解明するためにドキュメンタリー制作に着手します。

ブリュガー監督はハマーショールドは事故ではなく暗殺されたのではないかと考え、調査員のヨーラン·ビョークダーとともに、墜落現場のンドラを訪れました

 

1960年代、コンゴ南部にある「カタンガ」が独立宣言をしました。

カタンガは当時、ベルギーの鉱山会社の支配下にあり独立しようとしたのですが、国連平和維持軍の反対にあい、激しい戦いを繰り広げていました。

そこでハマーショルドは、カタンガの指導者のモイーズ・チョンべとの会談をするためにカタンガに向かいます。しかしその飛行機は墜落してしまうのです。

 

ブリュガーはアメリカの情報機関の元関係者にインタビューをします。彼は当時、ベルギー人の傭兵パイロットからある重大なことを聞いたと答えます。

それは、その傭兵パイロットが「ハマーショルドの飛行機を撃墜する銃声と会話」を受信したというものでした。そしてそのアメリカの情報機関の元関係者はそのことを、ワシントンに連絡をしたというのです。

 

ブリュガーはその飛行機が飛び立った飛行場の管制塔や墜落現場を訪れます。そして当時の目撃者の話も危機に行きます。

2013年に国連は、アメリカの諜報機関の無線受信の記録は当時のアメリカ政府の「国家機密」だったということを公表します。

そして同時に「サイマー」という南アフリカのある組織のことについても触れます。

ブリュガーはサイマーの調査を始めることになります。

 

あらすじ:「承」

 

ブリュガーが「サイマー」の調査を始めると、キース・マックスウェルという人物に行き当たります。しかし彼は既に亡くなっていたので、その妻に連絡を取ります。しかし残念ながら、マックスウェルは妻に多くのことを語っておらず、妻はハマーショルドのことは知らないと言います。

そこで彼はマックスウェルが住んでいた場所(南アフリカ)に行き、マックスウェルが経営していた病院を見つけ人々に話を聞きます。しかし誰もマックスウェルとハマーショルドのことについて話そうとはしません。

 

淡々と調査を進めるブリュガー。そして彼は「サイマー」は白人による軍事組織であり、コンゴでも活動していたことをつきとめます。また、「サイマー」にいたある人物(レネ)の存在を知ります。

ブリュがーはレネの自宅を訪れます。しかしレネはサイマーという組織は知らないと言うのです。

またブリュがーは、アパルトヘイトが終了する頃の1990年代始めに、南アフリカの軍事関係者が黒人の殺害について話していたことを知ります。

 

あらすじ:「転」

ブリュがーはアメリカ政府の公開文書によって、ハマーショルドの飛行機がベルギーの傭兵に打たれた可能性があることをつきとめ、その傭兵(傭兵ジャン・ヴァン・リッセゲム)について調べることにしました。

リッセゲムを知っている人によると、彼は第二次世界大戦の時にイギリス軍のパイロットをしており、その後ベルギーの鉱山会社の傭兵になったというのです。

そしてその知人は、「彼はハマーショルドの飛行機を撃ち落とした」ということを周りに話していたと答えます。

リッセゲムは既に亡くなっていたたため、ブリュガーはリッセゲムの妻に会って話を聞こうとします。しかし妻は「話したくない」と言い、逃げてしまうのでした。

 

次にブリュがーは、リッセゲムが飛び立った飛行場の跡地を訪れます。

そしてハマーショルドが会談する予定だった相手(カタンガの指導者)がハマーショルドの暗殺に関与していること匂わすような文書を見つけてしまいます。

ブリュがーは文書に書かれていることを確かめるべく、墜落現場の発掘を始めます。しかし空港職員から調査をやめるように言われてしまいます。

 

あらすじ:「結」

ブリュがーは悩みます。しかしハマーショルドの墜落事故死の真相に迫りたいと願い、調査を更に続けます。

彼は「サイマー」の関係者に電話をし、その中の一人、アレクサンダー・ジョーンズから話を聞き出すことに成功します。

ジョーンズによると、「サイマー」はアフリカ各地の軍事活動に関与しており、白人支配のためにエイズで黒人を殺そうとする計画を持っていたというのです。

またジョーンズは、ハマーショルドの死の現場写真を見たことも明かし、そこにはマックスウェルも映っていたと言います。

更にジョーンズは「サイマー」はCIAも事件に関与していたのではないかと言いました。

 

ブリュガーは、マックスウェルの「サイマー」としての活動記録を見つけます。そこには「サイマー」によるハマーショルドの暗殺計画が書かれてあり、9月18日の飛行機墜落時に、「サイマー」の指導者が作戦が成功し、ハマーショルドが死んだことを喜んでいたことも記されてありました。

ジョーンズは、なぜハマーショルドが殺されたのかという見解を述べるのでした。

 

「誰がハマーショルドを殺したか」のみんなの感想は?

それでは、この映画を見た人達はどんな感想を持ったのでしょうか?

全体的には「めちゃつまらない」「悪い」といった低い評価はほぼなく、「普通よりやや良い」といった評価をしている人が多いようです。

 

それでは先に「低め」の評価を見てみましょう。

「低め〜普通」の評価

 

●評価:★★★☆☆(3.0)

サスペンス小説を読むようなストーリー展開。謎が謎を呼ぶ展開はテンポが良句、引き込まれてしましました。

衝撃的な陰謀。この監督さんと証言者の方たちは大丈夫なのかな?と心配になってしまいましたが、映画かドキュメンタリーかは受け止め次第なのでしょうね。

(出展:https://eiga.com/movie/92906/review/02365399/)

 

●評価:★★★☆☆(3.0)

誰がハマーショルドを殺したのか、という答えはありますが、途中から「サイマー」とはなにか、サイマーの陰謀とは何なのかが核心となっていきます。

雰囲気がヒストリーチャンネルの古代の宇宙人を思わせるようなもので、都市伝説風なものに興味が余計そそられました。

どこまでが真実なのかは各自が考えることでしょう。全体的に面白かったです!

出展:https://eiga.com/movie/92906/review/02365403/

 

●評価:★★★☆☆(3.0)

ジャーナリストによるドキュメンタリー。つまりそれは彼の目に映った真実。
作品として出すことで、真実を世界の人に伝えたかったのでしょう。

国連や国際関係に興味のある方におすすめ。

出展:https://eiga.com/movie/92906/review/02398567/

 

 

面白い、高い評価

 

●評価:★★★★☆(4.0)

監督達は結論を求めているわけではないのに、どんどん引きずり込まれているように見える。まともに向き合えないような心理状態にあったのだろうか。
命だけは無事でありますよう!

(出展:https://eiga.com/movie/92906/review/02422200/)

 

●評価:★★★★☆(4.0)

最初に想像していたものとは違う方向に飛んでいく….そんな感じの映画でした。

ジャーナリズムは命がけで、ジャーナリストから提供される情報の価値は、彼らがかけているものの重さに比例するのかもしれません。

外野の自分はいくらでも好きなことが言えるけれど、実際、命をかけるという行為は並大抵のことではないと思いました。

(出展:https://eiga.com/movie/92906/review/02421207/)

 

●評価:★★★★★(5.0)

ハマーショルドが彼が生きて活躍できていたらアフリカはずいぶん違っていたでしょうね。しかし、アフリカの資源に群がる欧米列国と白人至上主義にとっては邪魔だったのですね。

安っぽいハリウッド映画みたいな陰謀が実際に行われていたとは驚きでした!しかも国連でも調査されていたのに…。それも驚きです!

黒人差別問題の根深さに改めて気付かされます。

長年、調査を映画の形で続けた監督は素晴らしいです。命の危険にさらされながらも証言をした関係者にも敬意を表したいと思います。

(出展:https://eiga.com/movie/92906/review/02408701/)

 

 

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本ページの情報は2020年10月時点のものです。
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