『Diner ダイナー』は平山夢明の小説「ダイナー」が原作の映画で2019年7月に劇場公開されました。
「登場人物全員が殺し屋」という衝撃的なキャッチコピーで話題になり、藤原竜也、窪田正孝他のイケメン俳優が勢揃いで注目を集めました。
今回はこの映画を見た人達の評価とその感想を紹介したいと思います。また併せて、キャスト情報もお伝えします。
尚、ここから先はネタバレ情報を含みますので、「ネタバレは嫌だ!見るまで何も言わないで!」という方は、こちらのリンクから直接『Diner ダイナー』をご覧くださいね。
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「Diner ダイナー 」(映画)のみんなの評価
それでは、この映画を見た人達の評価を見ていきましょう。
評価は5段階評価で表しています。
※著作権の関係があるので、原文の意味、ニュアンスを変えずに書き改めています。
原文は出展URLからご確認頂けます。
低い評価
それでは「低い」という評価を出した人の批評を見てみましょう。
○評価:★☆☆☆☆(1.0)
前作もそうだったけれど、蜷川監督の作品はお金が掛かり過ぎている割に面白くないし、
ただの自己満足としか思えません。
キャストはもちろん携わったスタッフ全員に同情します。本作を「カメラを・・・」の監督に撮らせたら100分の1の予算で数倍面白くなったかもしれないですね。
○評価:★☆☆☆☆(1.0)
迫力のあるアクションシーンやスリリングな展開を期待していましたたが、期待外れでした。
映像美はかなり伝わって来たし、豪華な俳優陣なのは良かったですが、内容が微妙。
最終的に恋愛要素が強くなってしまったのが、残念です。
メイドもそこまで可愛いとも思えないし、全体的に物足りない感じ。
○評価:★★☆☆☆(2.0)
登場人物の人間の中身をほとんど描いてない、美しいだけの薄っぺらい映画。
蜷川作品は毎回そうなのだが、以前は気味悪いくらいの鮮やかさが目立っていたのに、今回は闇の世界を描いているため若干抑えめでした。その点はよかったと思います。
またドヴォルザークの「新世界」が珍しいことに2楽章、3楽章、4楽章と使われていたことが印象的。好きな曲だけについ喜んでしまいましたが、ほぼ打ち込み音楽だったことは評価が分かれるでしょう。
笑いを取るための演出ばかりで、荒唐無稽なのは構わないが、殺し屋という裏社会の恐ろしさは全く伝わらず残念です。
そうした命のやりとりと、結局は料理映画というアンバランスは面白いし、終盤の玉木ティナの夢を叶える部分は好きです。
中島哲也作品を意識したかどうかは分かりませんが、結構似てるな~とも思いました。
原作も知らないし、中の殺し屋という扱いもわからないのですが、その真意はどこに?
もし、「人間はみな殺し屋の一面を持っている」なんてことを描こうとしていたのなら、やっぱり失敗なのかもしれません。
○評価:★★☆☆☆(2.0)
藤原竜也じゃなかったら、絶対見てなかった。
期待してなかったけやっぱりその通り。料理が美味しい、という設定で、映像にこだわる蜷川実花なのに、どうにも美味しそうに見えなかった。レシピが斬新すぎ?いちごのハンバーガーは食べる気しないでしょ!
話もご都合主義ではいはい、という感じ。
完全なるエンターテインメントととして見ればいいのかも。
なかなか厳しい評価ですね。
低い評価を付けた人は、ストーリー展開に満足していないようですね。豪華俳優陣を活かしきれていなかった印象があります。
高い評価
それでは逆に「高い評価」の批評を見てみることにしましょう。
●評価:★★★☆☆(3.0)
賛否評論ありますが、個人的には面白い作品だったと思います。
キャストが豪華で、特に玉城ティナちゃん好きな方にはおすすめです!色鮮やかな描写には目を惹き付けられました。内容は、そこまで深くなく、感動はありませんでしたが、殺し屋が戦い合うシーンは見どころでした。
一番の見どころは、本郷奏多くんの狂気的な役で、役に見事にマッチしていたと思います!
藤原竜也と玉城ティナちゃんのキスシーンはちょっと謎でしたが。
●評価:★★★★☆(4.0)
カナコは、自分の居場所がなくなんとなく生きていた。
そんな彼女が殺し屋専用の食堂のウエイトレスとして働くことになった。
最悪な環境で働くことになったが食堂のシェフのボンベロの料理はすごかった。
カナコは、働いていく中で自分の夢を見つけることができて、それに向かって自分を信じ、居場所を見つけた…といういう内容でした。蜷川実花監督の映像の取り方はすごいなと思いました。迫力があって色鮮やか。だた、すごく疲れます。
話の展開も良かったです。
殺し屋同士の話がメインかと思っていましたが、人を信じることの大切さを教えてくれる内容で良かったです。
●評価:★★★★☆(4.0)
平山夢明さん原作の作品が実写化されたとのことで、とにかく観てみたかったです。
「ダイナー」を実写化するとしたら、やっぱり蜷川実花世界での実写化が一番いいのかもしれませんね。
平山夢明さんの作品は、たとえば、そこから何かを読み取って自分の生き方に活かすとか熱くなって思わず涙がこぼれて時を隔てて再度読んでまた感動してしまうとか、そう言った感じはあまりありません。
「いまから殺りにいきます」とか、ダークなテーマにブラックな笑いと言った感じ。
だから、蜷川実花さんの独特な色彩美で、「殺し屋」という「狂人」達の饗宴を描くからとても合っていたのかも。
園子温監督の映画でもそうですが、絶対にこんな状況下で演奏されることを想像していないクラシック音楽が、ぶっ飛んだ状況でバックに流れると、マーラーにしろドヴォルザークにしろフォーレにしろ、やっぱり偉大な作曲家なんだなと、そこにも感動しました。
ボンベロと真矢みきさん演じるブレイズ(?)の、あの対峙シーンにフォーレのレクイエムが流れるとは思ってもいませんでした。(やっぱりフォーレは美しい!)
●評価:★★★★★(5.0)
俳優さん達はみんな迫力ある演技。映像も綺麗!
原作を知らないけれど、個人的にはすごく好きです!想像以上にティナちゃんの演技が上手くてビックリしました。
世界観が流石だなと思う作品でした。
「高い評価」をつけている人の中にも、あまり良くない点を感想の中に挙げている人がちらほらいます。
全体的には「高い評価」より「低めの評価」をしている人の方が多い印象です。
その理由は役者の演技よりは、色合い描写等の演出など、蜷川実花監督に対するものが大きいようですね。
「Diner ダイナー 」(映画)のキャスト
それでは、この映画の登場人物とキャストをご紹介します。
/#ダイナー応援上映📣
キャラクターカラーはコチラ🍽
\ボンベロ:黒
カナコ:白
スキン:青
キッド:黄
無礼図:紫
菊千代:赤それではご来店お待ちしております‼️#ダイナー pic.twitter.com/V3j1iLlsmN
— 映画『Diner ダイナー』公式 (@DinerMovie) July 27, 2019
ボンベロ(Bombero)
元は凄腕の殺し屋で、今は殺し屋専門のダイナー(食堂)の孤高のシェフ。
味も見た目も美しい料理を作り出しますが、狂暴な殺し屋達からも一目置かれるような存在です。
演じたのは藤原竜也(ふじわらたつや)さんです。
オオバカナコ(Oba Kanako)
ボンベロのダイナー(食堂)に送り込まれた新人ウェイトレス。
幼い頃に母に捨てられ、祖母に育てられた孤独な少女です。日給30万円の怪しいバイトに手を出し、殺される寸前でした。
演じたのは女優の玉木(たましろ)ティナさんです。
スキン(Skin)
全身が凄まじい傷跡で覆われている凄腕の殺し屋だが、食堂(ダイナー)での振る舞いは紳士的です。カナコに同情し、ダイナーから救い出そうとします。ボンベロとの付き合いが長い。
演じているのは窪田正孝(くぼたまさたか)さんです。
キッド(Kid)
仕事(=殺し)のために全身整形やホルモン注射を施し、骨格にまで手を加えているため、子供のような可愛らしいルックスをしています。
無邪気に笑いながら死体を切り刻む正真正銘のサイコパスで、実はカナコの命を狙っているます。
演じているのは、俳優の本郷奏多(ほんごうかなた)さんです。
ブロ(Buro)
食堂(ダイナー)の常連客。スペイン語を操り、店で度々バカ騒ぎを繰り広げています。
筋肉自慢の荒くれ者で大の女好き。カナコに目をつけています。
演じたのは俳優の武田真治(たけだしんじ)さんです。
カウボーイ(Cowboy)
カナコが今のダイナー(食堂)に来る前に受けた怪しげなバイト先で出会った男性。
カウボーイルックで決め、キャンディをなめながら片言の英語で叫びまくっています。
演じたのは俳優の斎藤工(さいとうたくみ)さんです。
DD(ディーディー)
カウボーイを「ダーリン」と呼び、熱烈なキスを何度も交わし、仕事中も終始ラブラブ。ど派手な化粧と服装をしています。
演じたのは俳優の佐藤江梨子(さとうえりこ)さんです。
ブタ男(Butaotoko)
ブタのマスクを被った不気味な容姿をしています。 カナコをボンベロの食堂(ダイナー)に売り飛ばした組織の人間です。
演じたのはミュージシャンの金子ノブアキさんです。
マテバ(Mateba)
スキンのボスで、組織内の東のトップ(東のマテバ)。容姿端麗&頭脳明晰な殺し屋。美しい昆虫を好みます。
演じたのは俳優の小栗旬(おぐりしゅん)さんです。
マリア(Maria)
組織内の西のトップ。
セクシーな衣裳に身を包み、イイ男には目がない女王様体質。女性でありながら大男たちを確実に、冷酷に殺しまくります。
演じたのは女優の土屋(つちや)アンナさんです。
無礼図(Bureizu)
組織内の北のトップ(北の無礼図)で、男装の麗人。
「美しいことは正しい」という確固たる信念を持っているが、目的のためには手段を選ばない冷酷な一面も。
演じたのは女優の真矢ミキ(まやみき) さんです。
コフィ(Coffie)
組織のナンバー2で南のトップ=南のコフィ。
物静かな老紳士だが、大好きなつるつるミカンに少しでも白い筋が残っているだけで、躊躇なく部下を撃ち殺すという冷酷な殺し屋です。
演じたのは俳優の奥田瑛二(おくだえいじ)さんです。
この他、ボンベロが飼っているブルドッグ「菊千代(きくちよ)」が出てきます。イチゴが大好きですが、なんの躊躇もなく人を殺す犬です。
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本ページの情報は2021年1月時点のものです。
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