「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 」のあらすじと見どころは?みんなの感想もチェック!

ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 洋画

「ニューヨーク公共図書館」は、19世紀初頭に建てられた世界で最も有名な図書館です。

本館と92の分館には約6000万点のコレクションがあり、「知の殿堂」として広く知られ、世界の図書館従事者の憧れです。

一般市民は元より、芸術家にも愛されてきたこの図書館は、ニューヨークの観光名所にもなっています。

 

そんな「ニューヨーク公共図書館」を、数多くのドキュメンタリー映画を手掛けたフレデリック・ワイズマン監督が録音、編集、製作をしたのがこの『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』です。

一般市民がめったに入ることができない図書館の裏側に潜入して制作した貴重なドキュメンタリー映画の「あらすじ」と見どころをお伝えしたいと思います。

また、実際映画を見た人達の感想もチェックしてみました。

 

とても多くの人から高評価を得ている映画です。

「あらすじは要らないから、すぐに見てみたい!」という方は、こちらのリンクから直接『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』をご覧下さいね。

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「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 」のあらすじ

リチャード・ドーキンス博士が図書館の一角で来訪者に向かって、「無宗教家の存在を知らしめよう」という政治的なキャンペーンを演説をしているシーンから始まります。

その後、職員が個人のリクエストに対応しているシーンに移り変わり、多くの人々が机にむかい本を読んだり勉強したり、図書館に備え付けのパソコンに向かっている様子が映し出されます。

ある職員は小さな子ども達にに興味の有りそうな本を探し出して来たり、勉強を見てあげたり、まるで家庭教師のようです。

ホールでのピアノ演奏や数々の講演会も行われ、多くの人々が耳を傾けている様子が映し出されます。

 

図書館には分館もあり、トークイベントやアートの展示会などが開かれていますが、いずれも多くの参加者で溢れています。

館内だけではなく、図書館の外にあるカフェや、敷地の芝生でくつろぐ市民の様子も描かれています。

 

そして最後は、アーティストのエドムンド・デ・ワールのセミナー。多くの聴衆がそれに耳を傾け、モデレーターが語りかけるというシーンで終わります。

 

 

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 」の見どころは?

図書館内でのさまざまなシーンが映し出されるこの映画ですが、見どころについていくつかピックアップしますね。

 

複合施設としての図書館の役割

「あらすじ」のところでもお話したように、図書館ではトークイベントやピアノ・リサイタル、シニア向けのダンス教室などが行われます。

その1シーン、1シーンを楽しむことができます。

更に、移民のためのパソコン講座や点字教室、就職セミナーや黒人たちが集まるコミュニティーとなっている様子からは、図書館がただ本を貸し出したり、本を読んだりする場所ではなく、社会福祉の役割も担っているという視点を持つことができます。

 

日本でも図書館が複合施設として機能しているところもありますが、それはまだごくわずか。日本のお手本となるようなシーンがさまざま織り込まれています。

 

膨大な図書館員の仕事

今お話したように、多岐に渡る役割を図書館が果たしているため、図書館員の仕事も多岐に渡ります。

子供の勉強を見てあげたり、Wi-Fiの貸出事業など、職員達のサービスへの姿勢が徹底しており、頭が下がるような思いになります。

 

図書館内の建築デザイン

大理石でできたホールや廊下など、荘厳で歴史を感じさせる建築デザインを随所で見ることができます。

欧米の建築様式に関心がある人であれば、楽しみは2倍になるのではないでしょうか。

日本では多くの図書館が近代的な造りに建て替えられていますが、アメリカとの差を感じることでしょう。

 

ニューヨーク市民の様子

図書館に訪れている一般市民、移民やいわゆる社会的弱者の人達の様子もうかがい知ることができます。

図書館付近を行き交う人達や、後半にはカーニバルの様子も映し出され、実際のニューヨークの人たちがどんな感じなのか関心がある人にとって、更に楽しめるのではないでしょうか。

 

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス 」のみんなの感想

この映画を既に見た人達はどんな感想を持ったのでしょうか?

全般的には「悪い」や「面白くない」という評価は見当たりませんでしたが、「低めの評価」と「評価が高い」ものとをそれぞれ見て行きたいと思います。

評価は5段階評価で表しています。

 

※なお、著作権の関係があるので、原文の意味、ニュアンスを変えずに書き改めています。

原文は出展URLからご確認頂けます。

 

 

低めの評価:1

(評価):2.0

長過ぎます。全てを伝えたいのは分かるけど、もうちょっとまとめることができたのでは?

日本とは違いすぎ。羨ましいを通り越しています。日本もこのように行動や発信がしやすい国になればいいと思いました。

出展:https://eiga.com/movie/87388/review/02113789/

 

低めの評価:2

(評価):2.0

ナレーションや音楽がなく長時間のドキュメンタリーは見る側にとってきつかったです。

ニューヨークの図書館の舞台裏を期待していたのですが、作り手が何を伝えたいのか分かりませんでした。編集と演出に問題があったような気がします。

出展:https://eiga.com/movie/87388/review/02146003/

 

低めの評価:3

(評価):2.5

題材は面白いし、随所に魅力的な部分も見られたが長すぎると思います。多面的で複層的な対象を描こうとしているのは分かるが、冗長と散漫さを感じました。正直、二度と見る気にはなれません。

出展:https://eiga.com/movie/87388/review/02169654/

 

低い評価を出している人は、映画の内容よりも時間が「長すぎる」ことに対しての不満があるようです。

それでは次に高い評価をしている人達の感想を見てみましょう。

 

高い評価:1

(評価):5.0

ニューヨークに住んでいたことがあり、何気ない風景にも目を向け鑑賞することができました。長いですが飽きずに集中できました。

ブロンクス区の分館には行ったことがなかったので、もったいなかったという気持ちになりました。

図書館運営のための議論や図書館などでの講演の場面では、教養に満ちた品格も感じられましたし、宗教や歴史、差別などの問題をもっと知りたくなりました。

知的興奮をいただけた作品でした。

出展:https://eiga.com/movie/87388/review/02126186/

 

高い評価:2

(評価):5.0

ドキュメンタリーなのにナレーションや解説が全く無いのが面白いです。

図書館内での講演や会議や演奏会などの映像がコンパクトに挿入されていて、色々な話題や問題提起があり非常に分かりやすいです。講義はメモしたいほど勉強になりました。

そして、ニューヨークの図書館の役割の広さに驚かされました。

本の所蔵や閲覧以外に、就職の斡旋やネット環境のレンタルなどやっているのにはびっくりしました。

中学生や高校生にも見て欲しいです。

フレデリック・ワイズマン監督の映画を初めてみましたが見せ方が上手だと思いました。

出展:https://eiga.com/movie/87388/review/02150103/

 

高い評価:3

(評価):5.0

図書館とは本を貸すだけではなく、色々な可能性を持つ場所であることが分かります。

就職支援、シニアのダンス教室、演劇ややコンサート、トークショー、Wi−Fiルーターの貸出..etc。全てが無料で、社会の大事なインフラとしての役目を果たしています。

フレデリック監督はミーティングを撮影するのが好きな監督だが、この作品のミーティングシーンはどれもエキサイティングです。

NPOによる運営、行政の支援金と民間の寄付で成り立っているこの図書館は、色々なサービスを提供していますが、どうやって予算を募るのか議論がなされています。

ホームレス対策に悩むシーン、ハーレームの分館での黒人の歴史についての議論など非常に興味深く、3時間半の時間でも全く飽きさせない知的刺激に満ちた良い作品だと思います。

出展:https://eiga.com/movie/87388/review/02092643/

高評価を出している人達は、この作品が「知的刺激」を起こさせるものであり、3時間を超える上映時間も長いとは感じないようですね。

 

もしあなたが「知的好奇心」が旺盛なら、きっとこの映画は満足できるものになるはずです!

そんなあなたにおすすめのこの映画は、こちらのリンクからご覧いただくことができますので、是非どうぞ。

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本ページの情報は2020年9月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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