「湊社長の紳士な溺愛」のネタバレの感想とあらすじ・登場人物［ラノベ］

女子向け胸キュンのラノベ作品を手がけている未華空央（みはなそらお）さんの新刊作品、『湊社長の紳士な溺愛』を読んでみました。

今回は読んでの感想とあらすじ、主要な登場人物についてお話したいと思います。

ここから先はネタバレ情報を含みますので、「ネタバレは嫌だ！今すぐ読みたい！」という方は、こちらのリンクから直接『湊社長の紳士な溺愛』をお読みくださいね。

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「湊社長の紳士な溺愛」のネタバレの感想

この作品は一言で言うと「シンデレラストーリー」。

そしてハッピー・エンドです。

20代前半の珈琲店に勤める女の子（主人公）が30代の若い社長に思いを寄せ恋をしますが、彼もまた彼女のことが気になっています。

そしてトントン拍子で2人の距離が縮まっていくのですが、途中で「他に女の人がいる？疑惑」という弱め（笑）の一波乱があったりするのですが、最終的には二人は結ばれます。(Hシーンはありません）

女性の側から見た気持ちを描写しているのですが、途中で男性（＝社長）側から見た気持も書いていのが特徴で、これは分かりやすいと思いました。

ワンルームに住む平凡な女性が、六本木に高級マンションを持つような、成功している若い社長と最後にはハッピーエンドという、現実になさそうでありそうな…そのスレスレのあたりの設定。

読んだ後には「良かったね」と温かい気持ちになれました。

長野原茉子（ながのはらまこ）は大学卒業後に「ブランノワール」という喫茶店に就職します。

その店には、同じビルに入っているコンサルティング会社の若い社長が打ち合わせ等でよく利用しています。

茉子はその社長に思いを寄せているのですが、彼が店にペンを置き忘れたのでその会社に届けに行くのですが、イキナリ彼に対して「好きです！」って言ってしまうのです。

早まったなと後悔する茉子。

気まずい別れをして2週間後、彼女は「鑑賞用の魚」の店に立ち寄るのですが、そこで湊社長にバッタリ会うのです。

実はその店は湊社長が経営していたお店だったのです！

茉子は「好きです！」って言ったのは鑑賞魚のことだと言い訳をして誤魔化します。

茉子はそのお店からネオンテトラを購入していて、鑑賞魚が好きだったのです。それなら、ということで、湊社長は自分が飼っている鑑賞魚に餌をあげる世話をして欲しいと茉子にお願いするのです。

湊社長から部屋のカードキーをもらい、彼がいない間に六本木の自宅マンションに出入りするようになります。

その後、鑑賞魚を世話をしているお礼に…と食事に誘われ、茉子は湊社長と洋館風のレストランで夢のような食事をするのです。

茉子はその後、お礼にと彼のために肉じゃがを始め、お料理を彼の部屋で作ってあげます。

一気に距離を縮めた二人。しかしその後、同じ喫茶店の料理長の志田から、湊社長が女性と親しげに歩いていたという話を聞かされ、茉子はそれまでの「幸せな気分」から一気に転落した気持ちになります。

（しかし、「感想」のところでもお伝えしたように、最後はハッピーエンドで終わります。）

『湊社長の紳士な溺愛』に出てくる登場人物は次のとおりです。

●長野原茉子（ながのはらまこ）
この物語の主人公。大学卒業後、アルバイトをしていた珈琲店の正社員になります。

●林美希（はやしみき）
茉子と同期でサバサバとした性格。茉子の恋を応援してくれます。

●湊真洋（みなとまひろ）
茉子が勤める喫茶店と同じビルの上階に入っている「株式会社MMコンサルティング」の社長

●志田大貴（しだだいき）
茉子の勤める喫茶店の料理長。元高校球児。茉子が湊社長に遊ばれているのではないかと心配してくれています。

『湊社長の紳士な溺愛』は一巻読み切り型です。

「感想」のところでもお話したよう、2人が両思いだったということが分かり、めでたしめでたしのハッピーエンドで終わっていますので、続きはないと思います。

もしあるとしても、湊社長とヒロインの茉子のその後…みたいなシリーズものになるかもしれませんが、個人的には続きはない方がいいように思います。

以上が『湊社長の紳士な溺愛』の紹介でした

この記事を読んで、『湊社長の紳士な溺愛』を読んでみたいなって思っていただけたら嬉しいです。

ページ数も257ページと、読書好きならサクッと読むことができますし、何より、ハッピーエンドなので、読んだ後とてもいい気分になることができます。

「読もう」と思ったら、こちらのリンクから直接『湊社長の紳士な溺愛』をご覧くださいね。

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本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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