「堕ちる花嫁と二人の夫」のネタバレ!結末は? | 読んでみての感想も

「堕ちる花嫁と二人の夫」のネタバレ!結末は?読んでみたので感想も 電子書籍(ノベル)

 

『堕ちる花嫁と二人の夫』を読んだので、どんな内容で、どんな結末なのかネタバレさせちゃいます!

読んでみての感想もお伝えしますね。

 

ちなみにこの作品、エッチするシーンの描写が7〜8割です!

 

ここから先はネタバレ情報なので、「ネタバレは嫌だ!」という方は、こちらのリンクから直接『堕ちる花嫁と二人の夫』を読んでくださいね。

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「堕ちる花嫁と二人の夫」の結末をネタバレ

 

 

戦争から帰ってきた元夫のエラルドは男性として「不能」になってしまっていました。

そこで元妻だったルチアは、現在の夫でエラルドの弟のグレンと3人でエッチをすることにしました。

それがエラルドを慰めるためであり、男性不能から救う方法だと思ったからです。

その後エラルドは男性機能を取り戻すのですが、その後も3人は、3人で性生活を続けていくということを選ぶ、という結末です。

 

「堕ちる花嫁と二人の夫」のあらすじ

登場人物はルチア(女性)と、最初の夫のエラルドと、現在の夫のグレンです。

エラルドとグレンは異母兄弟です。

3人は幼なじみでしたが、実はエラルドもグレンもルチアのことが好きでした。

 

最初は兄のエラルドと結婚していたルチア。

しかし彼は従軍医師として戦地に赴き、そこで戦死したという知らせを受け取ります。

彼の遺言どおり、ルチアは弟のグレンと結婚します。

ところが実は兄は死んでいなくて、ある日戻ってくるのです!

拷問され傷ついていた兄のエラルドですが、それだけではなく男性として「不能」になっていたのです。

 

それを解決すべく、ルチアは元夫だった兄のエラルドと今の夫のグレンと3人で、毎晩性生活を送ることにします。

 

途中でエラルドは男性としての回復をするのですが、3人とも今のその生活が自然だという結論に至り、それからも3人でエッチをする生活を送ることを選び取るのです。

 

「堕ちる花嫁と二人の夫」の感想

この作品を読んでみての私の感想を3つのポイントにまとめてお話したいと思います。

 

カマトトなルチア(主人公)にイラっ!

ルチアは疑うことを知らない純粋無垢なお嬢様…。悪くいうと世間知らず。

エラルドとグレンのどちらからも愛され羨ましいかぎりですが、「どちらかなんて選べない」と言いつつ、どちらも選んでしまうというか、結局は男性2人と同時にエッチできちゃうなんて、カマトトだなって思っちゃいました。(まぁ、それが「堕ちていった」ということなのかもしれませんが)

 

エッチな描写が7割以上

3人でエッチをする描写から始まり、そうなるに至った過程とそもそもの事の始まりに遡っていくというスタイルです。

最初の夫とエッチをするシーン、夫が亡き後(本当は生きていた)は遺言どおり弟と結婚し、弟とのエッチするシーン。

そして3人でエッチをしようと試してみるシーン。

最後に今日もまた3人でいたしますよという描写で終わります。

全体の7〜8割位がエッチシーンの描写という感じで、ちょっと驚きました。

 

あり得ないけど願望と欲望をそそる

時代は18〜19世紀頃のヨーロッパが設定。

貴族とはいえ、それほど身分が高くない出身の娘(ルチア)と、その地域を支配するほどの立場の高い身分の貴族の兄弟(エラルドとグレン)。

ルチアがそんな2人と結婚したことが、プチ玉の輿感があり、女性にとっては憧れる立場です。

最初の夫に先立たれ、弟と結婚というのは、ありえなくもありませんが、最初の夫が実は生きていたというのは、ちょっと出来過ぎ。さすが物語(つくり話)!の感があります。

でも、最初の夫グレンが生きていたのはある意味ハッピーエンドなので、ここは読者の願望をかなえてるなって思いました。

 

しかし、最初の夫のために3人で性生活を送ろうなどという発送は普通じゃなかなかありえません(笑)

でも、そんな禁断なところがそそられるというか、ルチアだけではなく3人とも真面目(世間からそう見られている)から「堕ちていく」のがゾクゾクしてしまいます。

心の中にある「こうだったらおもしろいのに」といった妄想を掻き立てられますね!

 

心の闇との葛藤

エッチシーンがかなりの割合が占めますが、一方で、清廉潔白な完璧なエラルド、天使のような優しいルチア、単純だけど真っ直ぐで真面目なグレンは、それぞれが心の闇を抱えていたりします。

また2人の兄弟の両親のドロドロとした人間くさいエピソードもあります。

そんなこともあり、ただのエロ小説とは一線を画する作品だと思いました。

 

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エッチなシーンが多いものの、人間の心の闇についても描かれているなかなか面白い作品でしたので、あなたにも是非読んで欲しいな♪とおすすめしたいと思います。

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