スパイの妻(映画)の 評判は?面白くない? あらすじ・結末ネタバレあり!

スパイの妻 邦画

時代は戦争の靴音が聞こえる頃、1940年。

『スパイの妻』のジャンルは「サスペンス」ですが、その中で夫婦の機微を描いた作品で、2020年の「第77回ベネチア国際映画祭」で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した作品です。

主演は蒼井優さんです。

「ベネチア国際映画祭」で銀獅子賞をとる位ですから優れた作品であるとは思いますが、実際のところ評判はどうだったのか調べてみることにしました。

ネタバレ含めあらすじにも触れていきますすので、「ネタバレは嫌だ!見るまで何も言わないで!」という方は、こちらのリンクから直接『スパイの妻』をご覧くださいね。

↓ ↓

『スパイの妻』を見てみる

「U-NEXT」では新規会員登録をして31日以内なら、無料トライアルで見ることができます 。

 

スパイの妻(映画)の 評判

それでは『スパイの妻』がどうだったか、実際見た人の口コミを見ていくことにしましょう♪

 

これらの感想を読むと、やはり「大作」って感じがしますよね。

かといって難しいわけでもなく、意外とシンプルで万人におすすめできる内容のようです。

 

スパイの妻(映画)は面白くない?

面白いと感じた人が多い印象ですが、「面白くない」と思った人はいるのでしょうか。もしいるとしたら、どういう点が面白くないと感じたのでしょう。

調べてみました。

たしかに、社長夫人がいきなりスパイになるというのは考えにくいと感じる人もいるでしょうね。

また「戦争」という題材がありますので、戦争やその当時の政治や外交に対しての価値観によっては「面白くない」というか「賛同しかねる」と感じるのかもしれません。

ところで、こんな面白いコメントがありました。

浜村さんはこの映画をあまり評価していないのでしょうか。

実は浜村さんは「MBSラジオ」で「ありがとう浜村淳です」という番組があるのですが、2020年10月21日に「今年の日本映画のベスト作品は何か?」という話題になった時のことです。

その日のゲストはお笑いコンビのシンデレラエキスプレスの渡辺裕薫さんでした。

渡辺さんは実は日本アカデミー協会員もつとめていて、芸能界きっての映画通です。

浜村さんもアカデミー賞の授賞式に出席した経験もあることから、話は、今年の日本映画のベスト作品は何か?!という話題に。渡辺さんが推薦したのは、黒沢清監督の「スパイの妻」。主演の蒼井優さんの演技を絶賛されました。浜村さんが選んだのは、角川春樹監督の「みをつくし料理帖」そして、河瀨直美監督の「朝が来る」。

(出展:https://www.mbs1179.com/put_info/archive/20201021181034.shtml))

浜村さんは「スパイの妻」は推してなかったようなのです。

詳しい理由は分からないのですが、少なくとも浜村さんにとっては、「みをつくし料理帖」や「朝が来る」方が「スパイの妻」より面白かったということなのでしょう。

 

スパイの妻(映画)のあらすじ

ここでこの映画のあらすじをお伝えします

貿易商の福原優作は神戸で裕福な暮らしをしていました。

そこへ優作の妻の聡子と幼馴染である津森泰治が訪ねて来ます。

泰治は憲兵隊(軍事警察官)で神戸に赴任してきたのでした。

泰治は、優作の友人で生糸商をしているドラモンドが諜報部員の容疑をかけられ逮捕されてたことを優作に知らせ、「人付き合いを改めるように」と言います。しかし優作は取り合いません。

 

そんな優作は甥の竹下文雄と妻とで趣味で映画を製作をしていました。

聡子は何不自由なくいい暮らしをしていたのですが、夫の優作から満州に2週間後に行くことを知らされます。

満州へは仕事(野崎医師から依頼された薬品を手に入れるという目的)で行くのですが、優作自身も満州を見てみたいという思いがありました。

そんなわけで優作は甥の文雄とともに神戸から満州に渡ります。

 

その後、聡子は優作達の帰国が少し遅くなるとの連絡を電報で受けます。

そして聡子は泰治と会うのですが、泰治から、西洋文化を好む優作と聡子の生活が世間から非難対象になると忠告されます。

 

2週間後に優作達は帰国したのですが、一緒に女性も連れての帰国です。しかも優作はその女性に何か合図を送っているようです。

その後、優作の会社の忘年会が行われ、そこで優作が撮影した映画が上映されます。それが終わった後、文雄は会社を辞め、小説家になると宣言します。

聡子は驚きますが、今度は優作がアメリカに渡る相談をされ戸惑います。

 

数日後。文雄が滞在して小説を執筆していた旅館の「たちばな」の近くで、優作が満州から連れ帰ったあの女性の死体が発見されます。

実は優作はその女性を「たちばな」で雇ってくれるよう頼み込んでいました。そのため、優作は憲兵隊から容疑をかけられてしまうのです。そして文雄にも容疑がかけられるのです。

 

聡子は優作に女性との関係について問いただします。優作はその女性との関わりがあったことを否定しませんでした。 しかし文雄とその女性との秘密については語ろうとしません。

聡子は夫の優作の急変した態度に疑問をいだくようになります。

 

実は優作は満州で、当時の「関東軍」が細菌兵器の実験(人体実験)を行っており、それを詳細に書かれたノートを入手するのです。

そして文雄にそれを英訳させていたのです。

 

優作は正義感から、その実体を国際政治の場で発表しようとしていたのです。 しかしそれは当時の日本から見れば「国家への反逆罪」です。

しかし優作はアメリカに亡命をし告発をしようとします。

聡子は最初反対をするのですが、夫を愛しているので最終的に一緒に優作と亡命をすることにします。

スパイの妻(映画)の結末

優作は危険を回避するために、2手に分かれてアメリカに亡命しようと言います。

そして亡命決行の当日。

船の貨物に隠れた聡子だけが見つかってしまい、憲兵に連れ戻されてしまいます。

聡子は持っていた「関東軍の記録映像」をさしだし、いかに関東軍がひどいか見てほしいと憲兵隊の泰治に訴えます。

ところが映し出された映像は、優作たちの趣味の映画の映像だったのです!

優作に騙されたと知った聡子はその場に倒れます。そしてそれがきっかけで発狂し、軍の病院に入れられます。

その後聡子は、優作が乗ったアメリカ行きの船が日本軍に破壊された事を聞かされるのです。

その夜、神戸大空襲が起き、病院内は混乱状態になります。

聡子は病院から抜け出し、日本の敗戦を確信し叫び声をあげるのです。

 

あらすじと結末をはしょりながらお伝えしましたが、これだけでも壮大なストーリーであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

人として正義のために行動しようとした夫の優作。夫を愛しついていこうとした妻は結局、夫に裏切られることになります。しかしそれは夫の優しさだったのかもしれません。

発狂してしまう妻の聡子役を蒼井優(あおいゆう)さんが演じていますが、どんな演技なのか気になりますね。

 

「面白そう!見てみよう!」って思ったら、こちらのリンクから直接『スパイの妻』をご覧くださいね。

↓ ↓

『スパイの妻』を見てみる

「U-NEXT」では新規会員登録をして31日以内なら、無料トライアルで見ることができます 。

————————————————————————
本ページの情報は2021年3月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
————————————————————————

 

タイトルとURLをコピーしました