罪の声(映画)の評価や感想とあらすじは?どんな結末を迎える? | 小栗旬と星野源の共演

罪の声(映画)の評価や感想とあらすじは?どんな結末を迎える? 邦画

 

『罪の声』は1984年〜1985年に起きた「グリコ・森永事件」がベースになった映画です。

俳優の小栗旬さんと星野源さんが共演していたことでも話題になりました。

 

「グリコ・森永事件」

1984年「江崎グリコ」の社長が自宅から3人組の男に誘拐され、10億円(+金塊100キロ)の身代金を要求する脅迫状を送りつけられます。しかし社長は自力で脱出。

その後犯人グループは「かい人21面相」と名乗り、森永製菓やハウス食品など食品メーカーを次々に脅迫します。

また犯人グループは「どくいりきけん たべたらしぬで」と書いた青酸入りの菓子をスーパーに置くということもしています。

多くの警察官が捜査にあたったが、2000年2月に時効が成立。犯人は今も分からない未解決事件です。

 

 

今回はこの映画への評価がどんなものだったのか、見た人達はどんな感想を持ったのかについてをお伝えしたいと思います。

併せてこの作品の結末についても触れます。

この映画を見ようかどうか迷ってるあなたの判断材料にしていただけたら嬉しいです。

 

ここまで話を聞いただけで「なんだかワクワクしてきた!」「今すぐ見たい!」という方は、こちらのリンクから直接『罪の声』をご覧くださいね。

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罪の声(映画)の評価

 

 

それでは早速、この『罪の声』への評価を見ていきましょう。評価は5段階評価で表しています。

※著作権の関係があるので、原文の意味、ニュアンスを変えずに書き改めています。

原文は出展URLからご確認頂けます。

 

低い評価

まずは低い評価を見てみましょう。

 

○評価:★★☆☆☆(2.0)

土井監督の作品と星野源さんが好きなので鑑賞しました。

原作を読んでいませんでしたが、この作品を通して何を伝えたいのかがわかりませんでした。
またストーリーにも面白さを感じることができませんでした。

(出展:https://eiga.com/movie/91122/review/02466160/

 

○評価:★★★☆☆(3.0)

原作は未読の状態で鑑賞しました。

「グリコ・森永事件」は名前を聞いたことある程度だったので、事件の概要をネットで調べてから鑑賞。

率直な感想としては、良くも悪くも普通の印象で、今でも良かったか悪かったか判断に困っています。

現実にあった事件をモチーフにしているので、その事件をリアルタイムでニュースを見ていた
世代には刺さるのかもしれません。

映画自体が中途半端になったのは、その現実の事件のフィクション的な答え合わせに興味を引っ張れなかった点にあると思います。

ミステリー的な興味の持続、犯人は誰か?の持続がなく、数珠繋ぎ的に話を聞いていくだけで、
ピースがハマっていく面白さがまったありません。

AからBという情報を聞き、Bに行きCという情報を聞いて、Cの所に行くという感じで、
謎解きの面白さがないし、かと言って、人間ドラマ部分も中途半端な印象しかありません。

ただ、最後まで飽きずに観れた点ではそれなりの面白さはあるのだと思います。
それでも、この映画を思い返したり、もう一度観たいなと思うことはない

(出展:https://eiga.com/movie/91122/review/02452319/

 

○評価:★★★☆☆(3.0)

「今更、掘り返す意味あります?」と作者にこそ問いたい。

「グリコ・森永事件をモチーフとしたフィクション」という発想は構わないが、この事件で、滋賀県警の本部長さんが自殺したり、実際に使われた声の子供達の存在や、グリコ他の社員の方々の事を考えたら「エンタメとして消費してよいのか?」という否定的感情を拭えない。

フィクションだと断ったとしても「これが真相に近いんだ」というイメージが刷り込まれちゃった人は少なく無いと思う。

作品テーマも曖昧で、正直なところ前半は苦痛だった。

しかし、瀬戸内海をバックに阿久津と曽根が心通わせ、阿久津が「掘り返す意味」に自分なりの回答を掴みかける辺りからは、「ジャーナリズムの意義や価値、哲学」にテーマを絞って観ることにしたので、ようやく物語を受け入れられた。

私自身は学生運動世代ではないが、関連の小説・書籍なども読んだことがある。就職後、諸先輩方から関連の話も聞いた。

物語、脚本は面白かったし、監督の演出も良かったと思う。

しかしながら、事実を扱う時の配慮や学生運動への感覚、随所に見られるご都合主義など、様々なノイズが不自然な関西弁と同様に鑑賞を邪魔してくれた。

「各事件の発生日時、犯人による脅迫状・挑戦状、事件報道」が史実通りだった事に、言いようのない不快感を煽られてしまった。この部分も創作にしてくれていたならと、非常に残念だ。

(出展:https://eiga.com/movie/91122/review/02525169/

 

『罪の声』の評価を見ると、「つまらない」といったような悪い評価はとても少なく、高い評価をしている人が多かったです。

 

低い評価をしている人というのは、この映画のベースになった事件(事実=ノン・フィクション)と事実ではない部分(フィクション)にとまどっているような印象を受けました。

 

高い評価

では、高い評価を見てみましょう。

 

○評価:★★★★☆(4.0)

かつての未解決事件に挑む記者と、ふとしたきっかけで、自身が事件に引きずり込まれていたことを知らされる男。

2人の運命がやがて交錯し、お互いの葛藤の末に、次第に共に事件の真相を明らかにすべく、二人三脚で手がかりを求めて奔走していく姿には、観ていて思わずのめり込んでしまいます。

しかしその先に待っているのは、あまりにも残酷であまりにも衝撃的な、重すぎる真実の連続です。

あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくはご覧になっていただきたいのですが、

「私は・・・あなたのようにはならない。」という言葉に、一縷の希望を見た気がしました。

Uruさんの主題歌「振り子」が醸し出す荘厳な雰囲気や、“超”がつくくらいの豪華なキャストで描かれていく、壮絶ながらも考えさせられる事件の真相を、是非実際にお確かめ下さい。

(出展:https://eiga.com/movie/91122/review/02477202/

 

○評価:★★★★★(4.0)

映画も力作で良かった!小栗旬がいい!(彼の作品の中で一番良かったかも。)

星野源もいいけど、彼がキツネ目の男に似てて気になってしまいました(笑)

とにかく宇野祥平が圧倒的に凄い演技で震えました。

「グリコ・森永事件」をモチーフとした小説の映画化だけど、社長の誘拐から始まり、菓子に毒物を混入し企業を脅迫、身代金取引の電話では子供の声が使われます。(実際は「かい人21面相」と名乗った挑戦状だったな。)

あの未解決事件を踏襲しながらも、脅迫テープに使用された「子供の声」に焦点を当てた人間ドラマが胸を揺さぶります。

星野源演じた曽根は、父の遺品の中にあったカセットテープを見つけて再生します。

幼いころの自分の声が聞こえてきて、そこから彼の真相を巡る旅が始まります。

小栗旬が扮した新聞記者の阿久津もまた真実を追い、様々な関係者に話しを聞いていきます。

やがて曽根と出会い、連携していく流れ、ラストの余韻も良かったです。
(「逃げ恥」の野木亜紀子の脚本が緻密だったと思います)

(出展:https://eiga.com/movie/91122/review/02470195/

 

○評価:★★★★★(5.0)

アンナチュラルを手掛けた野木さん脚本とのことで鑑賞しましたが、期待を裏切らない重厚な映画でした。

グリコ森永事件を可能な限りリアリティを損なわずに映像化されていました。

土井監督の落ち着いた演出も見事に嵌まり、大人の鑑賞にも耐えうる完成度です。

そして、やはり野木さんの脚本が素晴らしいです。(この方は、被害者を最優先にした脚本を書かれます。)

加害者の心情を描けば深み出る昨今の映画とは真逆を行く作風。

しかし、現実でも蔑ろにされる被害者の心情を掘り下げることで、共感できる、他には無い魅力を生み出すことに成功しています。

最優先されるべきは被害者、という最近の世相の反映した、今の時代に見るべき映画です。

(出展:https://eiga.com/movie/91122/review/02493524/

 

○評価:★★★★★(5.0)

特に前知識なく鑑賞しました。

最後の「フィクションです」という文字が流れるまで、本当にあった事件と思ってしました。

実際には元になった事件を原作の方の解釈でストーリーを膨らませた内容でしたが、正直どこまでが事実なのかわからない程素晴らしい作品でした。

自信を持ってオススメできる作品です。

(出展:https://eiga.com/movie/91122/review/02455351/

 

『罪の声』は、高く評価する人が圧倒的に多かったです。

 

 

罪の声(映画)のあらすじ

1984年。
「くらま天狗」を名乗る犯人が、有名お菓子メーカー「ギンガ」の社長を誘拐します。

犯人は10億円の身代金を要求するものの、社長は自力で脱出します。ところが犯人はお菓子に青酸カリを入れると脅迫し、警察に脅迫状を送りつけます。警察は犯人逮捕のために捜査をすすめるも、結局犯人を特定することができません。

そして「ギンガ・萬堂事件」と呼ばれたこの事件は、未解決のまま時効を迎えてしまうのです。

 

35年の月日がたち、新聞社に勤める阿久津は(小栗旬)、この事件を追う企画を担当することになります。そして調査のためにロンドンにむかいます。

 

一方、テーラー店の二代目の曽根(星野源)は押入れの中からある箱を見つけます。それは亡くなった父親のものでした。

その箱の中には英語で何かメモが書かれている手帳とカセットテープがありました。そしてそれらをチェックした曽根は35年末に起きた「ギンガ・萬堂事件」のことをについて調べ、驚くのです。

どうして驚いたのかというと、そのカセットテープには自分の幼い頃の声で

「きょうとへむかって いちごうせんを にきろ ばーすてーい じょーなんぐちの べんちの こしかけ」

というのが入っていたのですが、 それは「ギンガ・萬堂事件」の時、脅迫で使われた男の子の声と同じものだったのです。

 

阿久津と曽根。それぞれがそれぞれの立場でこの事件の真相に迫ろうとします。2人は調査する中で出会います。

 

罪の声(映画)の結末

この物語のラスト。結論からいうと、「事件の真相が分かる」という、ある意味ハッピーエンドな終わり方です。

 

粘り強い調査のおかげで、事件の真相がだいぶ見えてきた阿久津は再びロンドンに渡ります。そこで「ギンガ・萬堂事件」の全容が明らかになるのです。

帰国した阿久津はそのことを記事にするのですが、世間は大騒ぎになりました。

その後、阿久津は社会部に移ります。そして曽根の店を訪れてスーツを仕立てます。

真実をこれからも追い続けると言う阿久津。曽根はそれにぴったりのスーツを作りますと約束します。

 

本当に「ラストのラスト」の部分だけを紹介しましたが、
やはりこの映画は、実際視聴して見るのが臨場感もあっておすすめです!

 

誰が犯人で、どうしてそういう行動に至ったのか。心情も含めてこられのシーンの良さは文字ではなく絶対「映像」で見ないと感じられないと思います。

 

「面白そうだから見てみよう!」と思ったら、こちらのリンクから直接『罪の声』をご覧くださいね。

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冒頭でもお伝えしたように、この作品は「グリコ・森永事件」がベースになった映画ですが、ノン・フィクションではありません。創作の部分もありますし、実際の事件はまだ解決していません。
あくまでも「フィクション」としてお楽しみ下さい。

 

 

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本ページの情報は2021年4月時点のものです。
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